三色食品群に配慮した献立で
栄養バランスのとれた食事を
三色食品群については、ご存知の方も多いかと思いますが、お子さんに説明するとなると、「自信がない」という方もいらっしゃるでしょう。そこで、今月は三色食品群について、おさらいしてみようと思います。

三色食品群は、見た目の色ではなく、食べ物に含まれる栄養素の働きをもとに「赤」「黄」「緑」の三色に分類したものです。「赤」は、肉、魚、卵、牛乳など、主にたんぱく質を多く含み、血液や筋肉になる食品です。「黄」は、米、パン、いも類、油など、主に炭水化物や糖質を含みエネルギーのもとになる食品です。「緑」は、野菜、きのこ類、海藻類など、主にビタミン、ミネラルを多く含み、体の調子を整える食品です。「PAKU MOGU」では、体を作る「赤」、エネルギーのもとになる「黄」、体の調子を整える「緑」とお子さんにもわかりやすい言葉でも説明しています。この三色を過不足なく食べることで、栄養バランスが整う食事になります。
毎月の「PAKU MOGU」のメニューは、一週間をとおして三色食品群がバランスよくとれるように、管理栄養士が献立を作成しています。どの日の献立を見ても、「赤」「黄」「緑」の食材が使われていることがわかります。
お子さんと一緒に「お肉は何色の食べ物かな?」、「ご飯は白いけれども、「赤」「黄」「緑」のどこに入るかな?」「答えのヒントは、ご飯を食べると元気いっぱいになるよ」、「トマトは赤いけれど、「赤」の食べ物かな?」などクイズのように楽しみながら会話していると、「チーズは黄色いけれど「赤」の食べ物だよ」など、お子さん自らが、三色食品群に興味をもち、正しい分類ができるようになって、三色揃えて食べることの大切さに気付いていくことでしょう。
「PAKU MOGU」のメニューの材料名にある「赤」「黄」「緑」に分類された食材をお子さんと一緒に確認してみてはいかがでしょうか。


◎日本女子大学家政学部食物学科卒業、同大学大学院家政学研究科修士課程修了。
◎東京大学大学院医学系研究科保健学専門課程修士・博士課程修了。
◎保健学博士、管理栄養士。青葉学園短期大学専任講師・助教授。
◎日本子ども家庭総合研究所母子保健研究部栄養担当部長。
◎相模女子大学栄養科学部健康栄養学科教授を経て、2024年4月より現職。
専門は母子栄養学、保健栄養学。「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版)策定委員。
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